12月29日(土)、今シーズンの山の初滑りに 「平標山(1983.7m)」 へ出かけてきました。ほんとならもう少し遅い時期の方がいいかなとも思ったけど、夜、忘年会があって遠くは無理なので、比較的近い平標に行ってみました。
前日の氷雨は標高が高い所は雪になった。三国峠へ向かう途中はわずかな積雪。
6:16 スノーシェッド入口着 同県のフォレさん1台が先に山へ入ったようだ。
6:50 車発 別荘地内の除雪された道へ 回りの積雪は1mちょっとだろうか、
もう少しないとヤカイ沢の藪はきついかな。
7:04 別荘地が終わるところで除雪は終了 ここからは気を引き締めていく。
積雪は踵くらいか、思っていたほどではなかった。先行者1名のトレースをありが
たく使わせてもらい、お礼を言わなくてはといいペースで進む。
川内沢を渡った先で、ヤカイ沢の左岸に入る。
先行者は少し先の林道から入ったようだ。
7:11 橋を渡る。
鉄塔先でまた先行者のトレースを追う。途中の小沢はまだ雪が少なく水が
見えていた。2年前に休憩した場所で山頂方向を見るとガスがとれてきた。
こりゃあ晴れるぞとうれしくなる。しかし、この先の藪というか、小木の密な一帯は
進むのに苦労する。途中、左に滑った跡があったので、泊まった人でもいたのか
と思ったら、先行者が藪で嫌になったのか、戻っていったようだ。お礼を言えなくて
残念。
そこからは自分が適当に進むが、右の尾根が近かったので、途中から尾根に
苦労して上り、山頂まで尾根を進むことにした。
山の北側、日陰の雪は30㎝弱のラッセル
尾根に上がるとヤカイ沢の景色が見えてきた。
尾根には熊棚が雪と風で崩れた跡がある。
尾根を登る途中、朝の天気がウソのような快晴の景色
山の家から大源太へと続く尾根、赤城山に榛名山も良く見える。
山頂が見えてきた。下から風があるのが見えていたが、風が弱くなって登りやすい。
10:26 平標山頂到着
苗場方向
苗場山の左奥には、白馬三山に唐松岳が見えていた。
山頂から北方向 越後三山、巻機山などのいい眺め
東に仙ノ倉山から谷川へと続く稜線
南には遠く浅間山、八ヶ岳、榛名山 谷間に残るガスが生き物のようだ。
よく見れば、富士山も見えているではないですか。
風もほとんどないので、腰を下ろしておにぎり食べて山を満喫。
11:06 下山開始 この日は登ったコースに近いとこを戻ることにした。
ちょうど2番手さんが尾根を登ってくるのがみえた。
山頂直下の緩斜面、わずか薄パウを楽しむ。
2番手さんを横目にさらに下る。
その下に3番手のボーダーさんがいて挨拶。
尾根からブナ林へ滑り込む
ブナ林は気持ちいいパウダーを楽しめたが、傾斜が緩くなる辺りからまた小木密地帯、なるべく広めの所を探しながら下るが、結構大変だった。
さらに下ります。天気のわりに、気温はそれほど高くはないので、まだいいね。
帰り 鉄塔付近から山頂の眺め、いい青空だ。この後、徐々に雲が広がってきて
帰り道では曇り空になってしまった。運のいい半日だった。
12:02 除雪終了点着
12:06 車へ帰着
この日、山へ入った人は5人くらいのようだ。早めに登った者だけが楽しめた
素晴らしい景色。藪はちょっと大変だったが、初山滑りにしてはまあまあかな。
もう一降りすれば、結構楽しめそうですね。
参考